- 温室効果ガスを減少させる森林
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住宅の柱など材料にするための「良い木材」を得るために、人々が植えた「人工林」は手入れしないで放っておくと、もやしのような木が詰め込まれた状態となって、幹も根も十分な成長がでなくなります。
そして、地面まで光が届かないために、森林の表土がむき出しのままになってしまい、大雨が降った時には土壌が押し流されて山が荒れたり、さらには下流の人々の生活を脅かすような被害を出しかねません。手入れされている森林には土壌を維持する働きがあるばかりか、水を蓄えたり、空気を浄化したりする働きがあります。木々が光合成することによって、温室効果ガスである二酸化炭素を吸収して蓄えることで、地球温暖化をふせぐことができるのです。 - 森林の手入れが必要
森林のもっている様々な機能を十分に発揮させるには、適切に手入れすることが必要です。林業家は、伐った木を売ることで収入を得て、それを元に植林、手入れ、を行っています。もし木材を使わなければ、せっかく伐った木も売れなくなるので、林業家は収入を得ることができなくなり、森林の手入れもできなくなってしまいます。- 今は「使わなすぎてダメな状態」。
- 「植える→育てる→収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、林業の生産活動も活発になり、森林のもっているさまざまな機能も十分に発揮されるようになるのです。しかし、樹木の生長する早さを上回るスピードで木を伐っていくと、山に木がなくなってしまいます。つまり、木材を使いすぎても、使わなすぎてもだめ、ということなのです。日本国内で使われている木材量の約8割は海外から輸入されています。これは日本の森林が1年間に成長する材積で十分カバーできます。
日本の森林は、全体的にみると、今は「使わなさすぎてだめ」な状態といえます。


